◇ 進 路 概 況 ◇

 平成28年度卒業生306名の進路状況は、就職内定者130名(そのうち学校斡旋希望者の内定率は100%)、進学者176名(進学準備含む)となりました。

就職概況

 28年度は、7割近くの生徒が事務職に就くことができました。授業での学びや、取得した資格を生かした商業高校らしい就職状況であったと思います。

 日本全体が労働者不足であるという現状が、高校生求人の増加に結び付いているようで、求人数が多かった前年度を上回る数の求人をいただき、おかげさまで、学校斡旋希望者全員が内定をいただくことができました。

 一方で、マスコミ報道にもありますように、劣悪な労働条件で働かせる“ブラック企業”の存在や、貧困層の増大、一生懸命に働いても貧困のスパイラルから抜け出すことができないなど、高校生を取り巻く就職状況は決して安穏としていられない状態にあります。女子生徒が9割を占める本校にとって、単身女性の貧困率の増大や、子供の貧困率の増大は看過できない社会問題の一つです。「どこでもいいから就職させる」といった安易な就職指導をしないことが、本校の方針であります。

 昨年度の最大の特徴は、
公務員合格者が20名と過去最高の結果を残したことです。一人で複数の合格を勝ち取った生徒もおり、延べにして35名が公務員採用名簿に登録されました。工業高校・農業高校などの専門(技術者)枠を除くと全道一の数字です。

 卒業生の中には、企業の方から「本当に良い生徒さんを推薦していただいた」「東商業高校の生徒は即戦力です」と、多くのお褒めの言葉をいただいています。これからも、職業人として、職場になくてはならない人となるために生徒並びに教職員一同、日々精進して参ります。


進学概況

 東商業というと就職というイメージをお持ちの方が多いと思いますが、平成14年度以降は就職を進学が上回っております。特に、ここ数年は卒業生の3分の2が進学です。
 今春の卒業生の内訳は、
大学69名、短大31名、専門学校72名、そのうち看護大学・看護学校に進学した者は8名となっています。前年度と比較して四年制大学への進学が多くなりました。

<大学・短大への進学>

 前年度に引き続いて、数多くの生徒が国公立大学進学にチャレンジした年でした。結果として、小樽商科大学3名、札幌市立大学1名、公立はこだてみらい大学1の生徒が国公立大学合格を果たしました。
 道内私立大学では
北海学園大学17名、北星学園大学5名、北海商科大学8名、北海道科学大学26名、北海道医療大学1名、藤女子大学2名、北海道情報大学3名、北星学園短期大学10名、北海道武蔵女子短期大学13名、札幌大谷大学短期大学部1名を始め、札幌市近郊を中心に進学しています。
また、
上智短大青山女子短大など首都圏への進学者もいました。
 過去の卒業生の中には
東京大学、北海道大学、室蘭工業大学、上智大学や学習院大学など、超難関大学合格を勝ち取った努力家もいます。今の力で進める大学を選ぶのではなく、最大限の努力をしていきたい大学に進学するそういう強い意志を感じます。札東商はそのような進学指導を推進しています。

札東商の大学・短大進学者の多くは、推薦入試やAO入試制度を利用して進学しています。推薦入試制度は、学習成績はもちろん、在学中に取得した資格や部活動などの特別活動を評価されて進学する制度です。進学の希望も実現させたいけれども、高校生活も充実させたい。学校行事、委員会活動、部活動、そして資格取得などを精一杯頑張ってみたいと考えているのであれば、「商業高校の強み」を活かして充実した高校生活と志望校合格を勝ち取る方法もあります。

 「商業高校の強み」を活かした進学方法の一つに、資格取得を活かした受験があります。簿記や情報処理、英語などの高度な資格を取得することで、推薦制度やAO入試制度を利用した受験が可能になります。特に「全国商業高校協会大学特別推薦制度」は、 商業高校生のみが対象となる制度です。各大学から指定された推薦条件の中に英語や商業の検定資格があり、その資格を取得することで、全国商業高校協会からの推薦が受けられるという制度です。明治大学、法政大学、中央大学、同志社大学、立命館大学など普通高校からでも進学することが難しい、有名大学、難関大 学の経済・経営・商学部が名を連ねています。
 最近では、国公立大学を始め多くの有名私立大学でも、
「専門高校枠」という商業高校生に不利にならないような入試制度を設けるようになりました。札東商ではこうした「商業高校の強み」を活かした大学進学を勧めています。

<看護学校への進学>

 商業高校は普通科の高校と比較して理数系の授業数が少ないため、看護学校への進学は困難であると思われていますが、確実に看護大学・専門学校への進学を果たしています。
 昨年度は、道内の看護学校や、札幌保健医療大学や日本医療大学など四年制大学の看護学部への進学も果たしています。ここでも「商業高校の強み」を活かした進学を勧めています。
 また、道外の看護学校に数多く進学しているという点が特徴的です。なぜ道外の看護学校進学者が多いのかというと、道外の看護学校は道内より難易度がやや低く、また、
働きながら正看の資格を取得できる”“奨学金制度が充実している”など経済的負担を軽減できる学校が多数あるからなのです。
看護師の仕事は重労働で大変苦労の多い職業です。国家資格を取得するのも大変ですが、労働条件などの待遇面を考えると、女性が長く勤めることができる職業でもあります。札東商では女子生徒が多いこともあり、事務職や販売職への就職指導と並行し、一人ひとりの将来のことを考えて進路指導を行っています。


<専門学校への進学>

 専門学校は将来の職業に直結する学校です。「ただなんとなく」という志望理由で進学してはいけません。専門学校選択は職業選択と同義と考える必要があります。夢を追いかけるだけではなく、専門学校卒業後の職業が「生計を立てることができる職業なのか」までも考えて選択しなければなりません。

 専門学校を卒業しただけ、資格を取得しただけでは道は開けません。希望の職業に必要不可欠な資格や技術を身につけると同時に、その道で生きていくという強い決意が必要です。
 札東商の卒業生の多くは明確な強い意志を持って進学しています。入学生代表として挨拶をしたり、体験入学の際には学生スタッフとして活躍したりと、単に成績が優秀というだけではなく、何事にも前向きにかつ積極的に取り組む姿勢が高く評価されています。昨今は
最終学歴だけではなく、出身高校での評価を就職選考のひとつにしている企業が増えているという話を耳にします。本校の卒業生にとっては大変ありがたいお話です。

 

学校周辺図

 

アクセス

・地下鉄新さっぽろ駅下車
                出口6 ・8番徒歩10分
・JR新札幌駅下車    徒歩 8分
・JR厚別駅下車      徒歩12分
・JRバス東商業前下車  徒歩  3分
・夕鉄バス東商業前下車 徒歩  3分

 

問い合わせ

北海道札幌東商業高等学校
004-0053
札幌市厚別区厚別中央3条5丁目
             6番10号
TEL 011-891-2312(職員室)
   011-891-2311(事務室)
FAX 011-891-2390(事務室)
TEL 011-891-0773(進路指導室)
FAX 011-891-0773(進路指導室)
学校代表メールアドレス
      post@sattosho.ed.jp
 

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